23世紀型お笑い系百姓を目指す林さんちのメルマガ。毎週水曜日発行。

「送料改定のお知らせです」2019年睦月5号

 もう1月も終わり。あっと言う間でしたがなんとかカキモチ作りも終わり次は、ひし餅と味噌作りに突入します。糀もようやくバックオーダー分の製造が終わりネット通販で販売開始出来そうです。もう少しお待ちください。そして今回は、重要な送料改定のお知らせです。


2月1日午前10時より送料を改定します
https://www.hayashisanchi.co.jp/souryou.html


  在庫メーター     空←―――――――満
宇宙米          ■■■■■□□□□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■□□□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■■□□□
普通にミルキークィーン  ■■■■■■■□□□
ハナエチゼン       ■■■■■□□□□□
ひとめぼれ        ■■■■■■□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後


1.今週の林さんち・・・送料改定のお知らせです


 長く続けて来た林さんちの送料無料金額の設定。これをついに廃止することになりました。宅配業界の働き方改革のために3年前から運賃の見直しや値上げをされて来ました。それでもなんとか送料無料金額を設定して頑張って来ましたがさすがに限界です。以前は、どんな大きさでも重量でも500円前後で届けて頂いていました。しかし3年前からドライバーさんがメジャーとハカリを持参しての集荷になってから状況が一変。宅配料金表通りでの発送になりました。すると送料は、1,000円~2,500円に跳ね上がりました。


 さらに追い討ちをかけたのが30キロ玄米の送料。実は、宅配と言うのは25キロまでの荷物しか運べません。それまでは、地域特性によるサービスと言うことでお米に関しては、30キロの発送も容認してくれていました。でもそれも禁止されて宅配のクロネコヤマトから一般運送のヤマト便に切り替わりました。ヤマト便は、翌日お届けも時間指定も出来ません。さらに沖縄に関しては、4,760!例えば、ハナエチゼン30キロをお買い求めになるとほぼ半額が送料です。沖縄のお客様も大勢いらっしゃるのでなんかしたいと考えましたが負担が大き過ぎました。


 結局、4年前と比べて送料負担が3倍になりました。これは、林さんちのネット売上げの2割以上です。これでは、売上げを上げても利益が送料に食われてしまいます。そこでいろいろと検討した結果、最近多くの米通販をしている農家さんが採用しているお客様に送料一部負担をお願いすることにしました。今回の林さんちの送料体系では、お客様の負担は、3~4割になります。でも多くの農家さんが20キロ以上、30キロ以上に特別な送料を設定していますが今回は、見送りました。なんとかこれで林さんちの送料負担が以前の負担程度に落ち着いてくれないかと願っています。


 林さんちの石川県という立地条件は、発送に関しては、日本の中心なのでどの地域にお届けしても近いということがメリットです。でも最近は、グーグルさんが検索の条件に距離が大きく反映しています。もしかしたらこれからは、より一層「お米
通販」と検索してもお住まいにより近い農家さんがヒットするようになると思います。東京の方が検索すれば石川県より新潟、北海道だと宮城県、沖縄だと鹿児島。と言った具合。でもお客様は、林さんちのお米やお餅が欲しいわけで距離では、ないと思います。だから送料に負けない美味しいお米をこれから作っていかないといけないと気持ちをさらに引き締めますo(^o^)o



2.7年目の自然栽培米に向けて


 昨年の自然栽培「林さんちの宇宙米」の収量は、撃沈でした。6年間で2番目に悪かった。猛暑や長雨と言った異常気象もあったけど根本的に何か違っていたと感じます。まずは、猛暑に負けないようそして草が生えないように水をずっと入水していましたが結局それが良くなかったのかも?と思うようになっています。まずは、自然栽培米の基本の田んぼを乾かすこと。土に空気を入れること。乾くことによる乾土効果で窒素を出して養分にすること。今年は、このことをテーマにやってみようと考えています。でもその前にまずは、良い苗作りからです。苗半作と言われるほど苗は、重要です。


超地味だけど大切な自然栽培「林さんちの宇宙米」のボカシ作り・2019
https://youtu.be/Q36EdqHAakI


 そして今年も苗床用のボカシ作りをしました。もう7年目なので慣れたものです。1年目は、ハウスの中で作ったのですが宮城県の大先輩のところへ見学に行くと半屋外で作られていました。屋内より資材の搬入も楽だし水の便も良い。さらにハウスだと暖かくて発酵の前に腐食してしまう。確かに1年目は、なんだか臭かった。そこで林さんちも今の乾燥機の廃塵室の一角でボカシ作りをするようになりました。ここなら米糠の保管場所も近いし水道も目の前にあってとても便利です。ハウスの時は、米糠と水をエッチラオッチラと何往復も運んで大変でした。さらに良いのが雪国ならではの雪による自動水分補給。


 籾殻と米糠が発酵して温度が上がってきます。そのために水分が蒸発してしまい発酵が止まります。そこで水分補給してあげないといけないのですが雪を上に載せておくと温度上昇で融けて自動的に水分補給。温度が下がるとまた凍って水分補給が止まる。この半屋外だと雪も目の前にあるのですぐに補給可能です。昨年は、大雪が凄くてこの場所も何十センチも積もって一度も攪拌出来なかったのですが上手く仕上がりました。今年もそこそこ雪も降って良い感じで仕上がりますよ~に!


            平成30年産       新米発売日
宇宙米          17袋/38袋  45%   9月24日
超普通じゃないコシヒカリ 204袋/328袋  62%   9月20日
女王さまミルキークィーン 202袋/329袋  61%   9月 8日
普通じゃないコシヒカリ  221袋/352袋  63%   9月 2日
普通のコシヒカリ     231袋/345袋  67%   9月 2日
普通にミルキークィーン  75袋/114袋  66%   9月24日
ハナエチゼン       160袋/315袋  51%   8月18日
ひとめぼれ        210袋/352袋  60%   8月26日

            平成29年産       新米発売日
宇宙米           6袋/65袋  9%   9月22日