23世紀型お笑い系百姓を目指す林さんちのメルマガ。毎週水曜日発行。

「AIがこんなに身近になるとは!」2023年弥生3号

 糀作りも終了していよいよ春作業に集中です。しかしここのところの暖かさで田んぼが乾いて畦塗りが綺麗にならなかったりと天気が良過ぎるのも考えものです。今年は、スマート農業化を進めるために人工衛星とAIを使った生育診断システムのザルビオの導入を考えています。さらにHPページ作成でBingAIというマイクロソフトのAIを使ってみたりしています。こんなにお手軽にAIを使える時代が来るとは!

  在庫メーター     空←―――――――満 
宇宙米          ■■■■■■□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■□□□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■□□□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■■□□□
普通にミルキークィーン ■■■■■■□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■□□□□□
ひとめぼれ       ■■■■□□□□□□

詳しい数字は、メルマガの最後

1、AIがこんなに身近になるとは!

 先日のISICOさんの専門家派遣で既存のページのリライト、、つまり書き直しをすることになりました。リライトは、最初から作ったページだとSEO的には、ゼロスタートになるのに比べこれまでのSEOの蓄積の上にさらに上乗せで検索率アップが図れる有効な手段です。そこでその際にマイクロソフトのブラウザEdgeに付いてるBingAIの助けを借りることにしました。以前、OpenAIのチャットGTPを試したことがあったのですがニュースに取り上げられるほどの人気になって無料版がほとんど動かない状態になってしまいました。そこでBingAIに乗り替えたのですがこれは、普通にサクサクと動くので助かります。しかも10回までは、対話形式でどんどん話しを深めて行けるので面白い。しかも独創性、バランス、厳密の3つのレベルで行ってくれます。少し前までこんなにAIがお手軽に使えるなんて考えもしなかったので驚きを隠せませんね。急にAIの波がやって来た感じがします。乗り遅れないように頑張るのみです、、o(^o^)o

畦塗り全開中ですがお隣さんが荒起こし開始しててビックリ・BingAIでHPページ作成中です・2023
https://youtu.be/ZE1A4aExOy4

2、超刺激的講演会で青ざめました

 最近話題の「農家はもっと減っていい」の著者の久松達央氏の講演会がアグリファンド石川の総会でありました。アグリファンド石川は、通称「借金友の会」と呼ばれスーパーL資金等を政策金融公庫さんから借りている農業者で構成されている全国でも珍しい組織です。今回が46回目の総会という伝統あるアグリファンド石川がお呼びした久松氏の話は、2100年には、日本の人口が3千万人~6千万人に減る。農業者は、さらに減って農地も室町時代レベルまで減ると言ったこれまで目を背けていた事実を話されて聴衆は、一様に青ざめて冷や汗を掻きました。その上でJAさんも含めて全員でグループディスカッション。そんなネガディブ要素満載のこれからの農業の未来をどうすれば良いかを話し合いました。久松氏いわく最高でもない最安値でもない最愛戦略しかないのでは?との提案でした。つまりファンマーケティングがより重要になります。それは、林さんちのやっているかかりつけ農家の考えと通ずると感じました。しかし今回の講演会は、借金友の会にふさわしい超刺激的な講演会でした。

「農家はもっと減っていい」著者の久松達央氏の超刺激的講演会で青ざめる・ポカポカ天気で春作業全開・2023
https://youtu.be/YcmLQPjGS5w

 2月中旬から3月下旬は、林さんちの地域の最強農業用水の七か用水がメンテナンスのために停水します。しかし農業用水であると同時に防火用水でもあります。しかもこの時期は、火災の多い時期でこれまで何度も水が無くて痛い目に遭っています。防火用には、ご存じの消火栓がありますがこの水は、有限なんです。同じエリアで同時に放水で大量に水を使うと繋がったお互いの水道管で水を引っ張り合って水圧が落ちます。酷い時は、ハンマーロック状態になってポンプ車が壊れることもあり得るのです。だから基本的に消化栓は、消防署に使ってもらい消防団は、自然水利が基本です。でも停水で水が無ければ仕方なく消火栓を使用しますがこれまで何度も水圧が落ちて他分団に停水をお願いして回る羽目になりました。そこで我が分団のポンプ車には、低水位でも吸水出来るストレーナーを装備してあって10cmほどの水位でも十分吸水出来ます。それでも出来ない場合は、用水の落差溝まで小型ポンプを運んでポンプ車まで中継放水します。そんな訓練をして備えていますがまずは、火災を出さない火の用心です、、\(^o^)/

用水停水中だが小型ポンプで中継放水訓練・あぜクリーンの改造で安全で使いやすくしました・2023
https://youtu.be/pMSQlh7rnnw

畦塗り全開だが天気が良過ぎて少し乾き気味です・梅が満開で河津桜まで咲き始めて焦ります・2023
https://youtu.be/hoH3J55C6WU

 せっせと畦塗り作業の合間に息子の夢太くんが東京で開催の農業青年全国大会に出ていたメーカーの一つのザルビオに興味を持って導入の打ち合わせをしました。これは、人工衛星とAIで地力診断や生育診断が出来る優れものです。地力に関しては、可変施肥機の付いた機械であれば地力に応じての施肥が出来て無駄な肥料を散布しないのでコストダウンになります。でも林さんちには、可変施肥機が無いのですがデータを元にマニュアルで調整してもかなりの効果があるそうです。そして夢太くんが考えているのが現在の稲を1本1本切って幼穂長を観て穂肥散布時期を判断している方法をザルビオの生育診断を元にすることです。人工衛星とAIで稲のスペクトルを計測して分かるのですから凄い。そしてお試しでデータを観たらすでに過去の林さんちのデータがビックデータとしてあると言うのだからさらに驚きます。つまり申し込んでから観測するのでなく人工衛星は、ずっと飛んで観測していたと言う事らしい。人工衛星による農作物の観測は、これまでもいくつかあったのですがこんなお手軽のサービスじゃなかったので驚きます。しかも林さんちの農地管理システムの全農ZGISとも連携が取れます。ちょっと前までは、考えられないほどスマート農業が進化しています、、\(^o^)/

ザルビオ導入の打ち合わせをしました・さすがに暖か過ぎて畦塗りに向かなくなった・2023
https://youtu.be/x6EByVwTmF0

雨が降って畦塗りにちょうど良いお湿りになりました・ザルビオで過去の生育ステージを見てビックリ・2023
https://youtu.be/8b-GMEYmVYc

令和4年産 新米発売日
宇宙米         18袋/33袋  55% 9月28日
女王さまミルキークィーン 199袋/334袋 60%   9月30日
超普通じゃないコシヒカリ 164袋/316袋 52%   9月21日
普通じゃないコシヒカリ 270袋/446袋 61%   9月14日
普通のコシヒカリ    225袋/354袋 65% 9月 4日
普通にミルキークィーン 58袋/95袋 61%   9月30日
ハナエチゼン      141袋/280袋  50%  8月19日
ひとめぼれ      108袋/275袋 39%  8月30日

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