23世紀型お笑い系百姓を目指す林さんちのメルマガ。毎週水曜日発行。
 大苦戦した稲刈りが10月3日に無事終わりました。昨年は、9月30日にカグラモチの稲刈りが終わっていたので3日遅れになります。もっと早く終われると思っていたのに甘かった。これからドロドロの田んぼに土作り資材散布を頑張ります。大豆の刈り取りもあるんだけどどうなることやら。



  在庫メーター     空←―――――――満
宇宙米          ■■■■■■■■■■
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■■□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■■■□□
普通にミルキークィーン  ■■■■■■■■■□
ハナエチゼン       ■■■■■■■□□□
ひとめぼれ        ■■■■■■■□□□
詳しい数字は、メルマガの最後



1.今週の林さんち・・・いろいろあった稲刈りを振り返る


 10月3日に稲刈りが終わったが今年は、私がラストを刈れたので動画撮影をしました。タイミングが合わないとこの時期は、私が不在の時にラストを迎えることもしばしばなのでラッキーでした。まあ本来なら10月2日にコンバイン2台で一気にラストを迎えるはずでしたが予想外の午前中の激しい雨で断念。今年は、それぐらい不安定な日々が続いた秋でした。でも3日は、9月中には、2、3日しか無かった快晴でのラスト稲刈りだったしさらに刈り取り面積も余裕だったのでユックリ撮影出来ました。


2018年稲刈り終了・いろいろあって振り返ってみた・2018
https://youtu.be/zNDtCxE0r1c


 稲刈りが始まったのは、8月14日。そもそもそれまで連続4週間と散々晴れていたのに稲刈りが始まったと同時に不安定な天気が始まりました。しかも猛暑で胴割れが怖くてフライングでお盆前に稲刈り。でも今年購入した新型コンバインER470は、絶好調でした。まさかこの時は、この不安定なお天気がずっと続くとは、思いもしませんでした。8月中は、不安定なお天気なのに気温は、34℃前後。しかも雨が降るので蒸し暑いという二重苦でした。しまいには、37℃になったこともありました。きっと9月になれば秋晴れがやって来ると信じていました。でもやって来たのは、記録的な数の台風でした。


 そんな不安定なお天気の合間を縫って今年も奇跡的に田んぼのフェスティバルが開催出来ました。しかも開催中に土砂降りに遭うというオマケ付き。それでも短時間だったので無事終了出来ました。もうそこから先は、1日としてマトモな天気がありません。たまに稲刈り行けそうな天気予報でも朝方に雨が降って行けないというパターンでした。それでも雨露の残る田んぼに突入して刈っていると今度は、夕方に雨。そんな日々が続きました。だからコシヒカリの稲刈りになってもまったく田んぼは、乾かずにドロドロの中をムツゴロウのように稲刈りをしていました。


 9月は、台風の来襲が記録的な数字でした。石川県には、9月4日に台風21号が直撃。それでも風速40mで止まったので助かりました。でも強風で稲が全部なぎ倒されてしまい加えて軟らかい田んぼに大苦戦の稲刈りになりました。林さんちの稲は、絶対に倒さないのが基本です。そのための土作りと施肥設計をしています。だからなぎ倒されてしまいましたがレスリングのブリッジのように弓なりで耐えていました。それからも台風24号による長雨で9月中に終わるはずの稲刈りが10月になってしまいました。


 おかげで今年のお米は、収量品質共に厳しくて1等米が少なくなってしまいました。猛暑による胴割れを心配しての早刈りで青い若い米が多かったこと。8月からの不安定な天気で登熟が進まずに収量が減ったこと。それでもなんとか健気に実った林さんちのお米です。ぜひ新米を味わって頂ければと思っています。


2.子供達の稲刈りは、安全が第一!


 10月29日に石川県農業法人協会がホストで農業法人協会北信越交流会があります。その時の分科会の一つに「食育は、日本農業を救う」というテーマがあります。私は、そのリーダーを務めています。その中の話題提供に使いたいのが私の動画です。ぜひ多くの経営者に観てもらい食育に興味を持ってもらいたいのです。でも一言で農業というけど日本全国でやり方は、千差万別。動画投稿をするようになり全国の農家さんと交流をするようになってさらに強く感じています。そして食育や稲作体験にしても全国そして石川県内でもやり方は、様々です。というのも稲作体験は、皆さん農繁期で忙しい時期に行うので他に観に行くことは、ないのです。農作業も同様で各農家さんでガラパゴス化しています。たまに他所の動画を観てあまりの違いにビックリすることもしばしばです。


林さん式子供達との稲刈り方法・とくの&津幡とくの幼稚園・2018
https://youtu.be/d0iw5JS_x0w


 それでも全てに共通するのは、安全です。今年で23年目に突入する米作り体験ですが林さんちのは、「米作り体験学習」です。まずは、安全に作業することを学びます。特に稲刈りは、鎌を使うのでなおさらです。最近、稲刈りをクッキングバサミで行う子供達の稲刈りがあると聞き驚きました。そりゃ安全かもしれないけど「刃物」を公認で使う貴重な機会を失った子供は、大人になっても知らないままです。だだでも日本の刃物は、「引いて切る」ことを知らずにギーコギーコやる大人が増えているのに。だからただの「稲作体験」だと間違った方法でしかも危険な作業になるには、必至です。


 まずは、鎌の名前の確認。驚くことにたまに幼稚園児に鎌を見せて「これは何?」と聞くと「武器」「包丁」「???」と言う答えの時があります。もう稲作文化なんてどこに行ったのやら。まあそんな時も気を取り直し稲刈りの方法を丁寧に教えます。まずは、稲株の持ち方。小指を下にして持ちます。ところがそうするとしゃがまないと刈れません。教えないとしゃがむのが面倒で腰高で人差し指を下にして持って刈ってしまうのです。これだと飛び出した人差し指を切るリスクが高くなります。特に幼稚園の場合は、二重に保険を掛けます。大人が持った稲株の上を園児が持って刈ります。これなら最悪切っても大人の指なので園児は、無事です。


 あとは、縛り方を教えて次が稲束の運び方。最初、何も教えずに運ばせたらなんと花束贈呈のように目の前に掲げて歩き始めたのでビックリしました。すると前が見えないのでけつまずいて転んだり、稲穂の先で目を突いたりと意外なところに潜む危険に気づきました。そこで思いついたのが「赤ちゃんだっこ」。赤ちゃんの弟や妹もいるのかこれは、キラーワードとして子供達に一発で伝わります。さあ次は、足踏み脱穀です。鎌よりリスクは、低いですが高速で回転する「こき胴」に巻き込まれないようにバッチリ指導して今年の米作り体験学習も事故ゼロを目指します。そして農業法人協会北信越交流会で少しでも皆さんの参考になればと念じています。


            平成30年産       新米発売日
宇宙米          36袋/38袋  95%   9月24日
超普通じゃないコシヒカリ 290袋/328袋  88%   9月20日
女王さまミルキークィーン 288袋/329袋  88%   9月 8日
普通じゃないコシヒカリ  334袋/352袋  95%   9月 2日
普通のコシヒカリ     291袋/345袋  84%   9月 2日
普通にミルキークィーン  104袋/114袋  91%   9月24日
ハナエチゼン       231袋/315袋  73%   8月18日
ひとめぼれ        249袋/352袋  71%   8月26日

            平成29年産       新米発売日
宇宙米           10袋/65袋  17%   9月22日