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     林さんちのあぐらぐち物語 2005年 睦月2号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/   睦月2号  _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言
 
 ようやく正月行事が終って、平常勤務に戻りつつあります。しかし、1月は
林さんちの決算月、年末調整やなんやら仕事が山積みです、、がんばらにゃ〜。

2.今週の林さんち・・・・求む普通のお天気

 去年の暮れに、カキモチが、売り切れとなり、お客様に迷惑をおかけしまし
た。実はその原因は、秋に、JAさんのお歳暮商品に出荷する約束をしていて
いざ出荷となった段階で、カキモチが割れて足りないことが判明。出荷の約束
は約束、なんとか指定数を確保してお歳暮商品で出荷準備をしました。おかげ
で、年末に販売する分が無くなってしまいました。しかし、いざフタを開けて
見ると、獲らぬ狸の皮算用、なんと半分位が、キャンセル、、、。
 林さんちのカキモチも、長い年月を経て皆様に愛されて来た商品。お歳暮の
カタログに載せただけで、ハイどうぞ!と売れると思った、私がバカでした。
年明け、一番の仕事が、キャンセルされた商品の引き取りでした。
 年末に、お客様に何度売り切れと、お詫びしたか分からないが、世の中、こ
んなものである。やはり、林さんちは、大量販売は似合わないことを、再度確
認したと、言うことで申し訳ありませんが、しばらくして販売を再開します。
      ご注文→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
 カキモチが割れると言う事態を招いたのは、去年の2月前半の気温21度ま
で上がった、異常気象が原因だが、それを助長したのが、餅つきの時間。林さ
んちの餅つき機は、普通2分50秒〜3分で、普通はつきます。しかし、カキ
モチに関しては、3分20秒が標準でした。しかし、これは、やはり割れ対策
の一つで、つけばつくほど、餅は高分子化して割れにくくなります。でも味は
少しづつ落ちていきます。そこで、毎年色々と工夫をする中で、つき時間を、
一気に20秒縮めて3分でついたのです。確かに3分でついた餅は、美味しい
のですが、カキモチの種類によっては、それが原因で、大部分が割れることに
なりました。特に、黒砂糖、色物、ゴマ。
 今年は、標準つき時間を、去年より10秒伸ばし、黒砂糖と色物は、30秒
伸ばし、ゴマは、油分が染みて割れるので、入れる量を少し減らしました。餅
屋を始めて、何が難しいと言って、カキモチほど難しい商品はありませんでし
た。かれこれカキモチを始めて19年、ずいぶん上手になったと思っていまし
たが、地球温暖化と同時にさらに、ハードルが高くなった気がします。さあ、
今年は、普通のお天気で頼みますよ。

3.火の用心

 前回のメルマガの後も、学童野球の練習、ハシゴ登りの練習、そして9日出
初式本番、左義長、学童野球の餅つきと、良く考えると元旦から、ほとんどま
ったく休み無しで、動いていた。昔は、出初式が6日と決まっていたのが、最
近では、日曜日開催になったので、遅い。4日までは、役場さんも、年始行事
が詰まっていてダメなので、最速でも5日。ところが、去年はもっとも遅れて
11日開催。そしてこれから数年の日曜日を見ると、8日、7日、6日、そし
て、2009年は、また11日となる。11日の出初式なんて、とてもじゃな
いが、お正月行事とは程遠い。その頃には、考えが変わって4日開催を願いた
いものである。
 とにかく、今年の出初式は、後輩の一人が初めて1番手を務め、しかも役場
新庁舎のこけら落としという、記念すべきハシゴ登りであった。何回か前のメ
ルマガhttp://www.hayashisanchi.co.jp/mailbk/20041203.htmlで、書いたが
なかなか、彼の練習が進まず、苦慮していたが、最後はバッチリ決めてくれて
ホッとした。これに関しては、指導者的には、出初式が遅れた分、練習が出来
たので良かったとも言えるかもしれない。
 そして大変なのは、当日の日程。10時からの式典で、長い長い来賓挨拶で
足がしびれた頃、登り手は特別に早めに、着替えに。そして着替えが終った頃
に、式典で疲れ果てた持ち手が登場、急いで着替えてハシゴの準備。その時に
は、すでに町の偉い方々は、外で待っているので、とにかく「急げ急げ」の大
合唱。これから命がけの演技をすると言うのに、挨拶もいいけど、もう少し準
備時間が欲しい。なんとか準備をしても1番手に「がんばれよ」と一言をかけ
るのが精一杯。指揮者の、「ハシゴ用意!」の掛け声で、入場後、演技が開始
される。
 それにしても、今年は寒かった。あれからの天気が、さらに荒れたので、9
日の小雪が舞う程度で、絵的には良かったのだが、私は3番手なので、待ち時
間が長いし1番手の演技をヒヤヒヤして見ているので、さらに冷えてしまった。
それでも、ハシゴに登ってしまえば、寒さも感じないし、音さえも聞こえない。
聞こえるのは、3人の登り手同士の合図の小さくも鋭い「ヨシ!」の声のみ。
しかし、持ち手はそんな訳にはいかない。今年の会場があとで判明したが、結
構水勾配があって、ハシゴを真っ直ぐに立てるのが大変だった。手が段々と、
寒さでかじかむ中、お互い必死の形相でやっているのが分かった。
 そして最後の大技、三開松をバッチリ決め、新庁舎のガラスに映る晴れ姿に
惚れ惚れとした後、敬礼をして終了。しかし、ここからも、急げ急げで、一斉
放水の準備、裸放水要員は、今度は服を脱いで、フンドシ姿に。まあ、着たり
脱いだり大変である。今年は、消防署のハシゴ車、消防団が5分団、自警団が
13団の一斉放水で、盛大であった。これで、出初式を終了。
社長日記参照→http://www.hayashisanchi.co.jp/diary-k/koyo.cgi
 ここで、裸放水要員は、近くのスーパー銭湯へ、我々は、ハシゴの片付けと
各集落での放水に回る、その数28ヶ所。雪と放水でびしょびしょになった夕
方頃、全てが終了。後片付けをして、打ち上げで盛り上がって1日が終る。特
に今年は、1番手のデビューが見事に決まって、旨い酒であった、、(⌒‐⌒)
それでは今年一年、火の用心、そして災害の無い一年でありますよ〜に!

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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