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林さんちのあぐらぐち物語 2007年 如月1号
http://www.hayashisanchi.co.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2007年如月1号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
カキモチも、一段落、今は全部、干した状態です。2月に、入ると糀を作っ
て、味噌作り。そして、ひし餅作りと、色々あります。
林さんちの糀を、販売します。1キロ900円です。ご注文は、メールにて。
info@hayashisanchi.co.jp
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□
ハナエチゼン ■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後に
2.今週の林さんち・・・・ひとめぼれ製手前味噌
2月に入り、糀作りを、始めます。今年で、自家製糀は、3年目ですが、最
近は、ようやく慣れて来て順調にこなしています。某テレビ番組で、ケチは付
きましたが、大豆食品は、なにかとやはりブームです。その中には、味噌もあ
って、手造り味噌が、多く作られるようになりました。林さんちも、以前は、
お米を持ち込みで、糀生産をお願いしていた所が、あったのですが、ブームの
あおりを受けて、なかなか作ってもらえない状態に陥りました。
そこで、近所で、漬物や味噌を作っている農家さんを、訪ねては、いろいろ
と模索した結果。味噌糀なら、なんとかなるのではと結論が出ました。そして
最初の年は、実験で、発泡スチロールの箱と、電気毛布を利用して、発酵をし
ました。蒸した米と、糀菌を、入れて撹拌して、最初は、温度を上げてやるの
ですが、そのうち発酵が始まると、逆に冷却していかないと、温度が上がり過
ぎて、菌が死んでしまうので、温度管理は、非常に難しい。この時も、担当の
専務が、頻繁に刺した温度計を、見ては、毛布を取ったり、扇風機を回したり
と、大変でした。
でも、苦労して作った糀は、発酵したとは言え、少しムラがありました。そ
れでも、半年熟成すると、ちゃんと味噌に、なりました。これで、自信を得る
ことが出来ました。さらに、近くの農家さんが、自動発酵器なるものを持って
いること知り、お願いしてそれを借りて、糀を作ってみました。すると、まさ
しく自動的に、温度管理をしてくれて、見事に発酵することが出来ました。で
も、この機械、10年前の商品だったので、果たしてメーカーにあるのか、不
安でしたが、なんと、ほとんど変わらぬ形で、ありました。
糀作り・2月1日参照 http://www.hayashisanchi.co.jp/diary-hi/hiro.cgi
メーカーに聞くと、最近の手造り味噌ブームで、売れて売れてホクホク顔で
した。この30万円也!の機械を、購入して、ついに、手前味噌の生産の開始
です。そして、張り切って、やはりお米は、良いモノを使おうと言うことで、
林さんちのコシヒカリを、使って糀を作りました。ところが、後で、お米は、
ある程度良くないモノが、発酵には良いと知りました。表面に細かいキズがあ
るお米が、良いそうです。だから、昔の人は、クズ米で、味噌を作っていたん
だぁ〜と知った次第です。
そこで、今年は、林さんちのひとめぼれの2番米。つまり、粒の大きさは、
商品とクズ米の間の、お米を使いました。でも、昨年は、この2番米が、非常
に少ない年で、ようやく使用量を確保したレアモノです。さあ、林さんちのひ
とめぼれ製糀は、美味しく味噌になるでしょうか。お楽しみです。そこで、味
噌作りをしている2月の間に期間限定で、糀の販売をします。1キロ900円
税込です。手前味噌を作りたい方は、ご注文ください、、p(^-^)q
ご注文は、メールにて→info@hayashisanchi.co.jp
↓そんな林さんちのお米はこちら↓
http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
3、たまに出てくる青年塾って何?
たまに、私の日記に出て来る「青年塾」http://www.kokorozashi.net/なるも
のですが、先週の2月3日も、その10周年記念大会の打ち合わせに、会場の
箱根に行って来ました。周りの人に説明をすると、非常に難しいので、たまに、
青年塾関連で、出かけても、「出張です」「研修です」と答えています。でも
決して怪しい団体ではありません。実は、私は、この青年塾の1期生で、しか
もOB会の事務局長をしています。この青年塾の塾長は、上甲晃(じょうこう
あきら)氏で、かつて松下幸之助氏の立ち上げた松下政経塾で、塾頭をされて
いました。青年塾HP→http://www.kokorozashi.net/
その上甲氏が、松下電器を退社後、志高い青年を育てるという思いで、立ち
上げたのが、青年塾でした。そして、平成8年1月に、たまたま東京で行われ
た講演会で、「21世紀は、農業の時代だ」と、熱く語られた上甲氏におおい
に感動したのが、出会いでした。その時は、退社したホヤホヤで、しかも青年
塾は、海のモノとも、山のモノとも、分からない状態でしたが、講演の最後の
青年塾なるモノを立ち上げようと思う。資格は、概ね20歳から40歳で、志
を高めようと思う若者と言う以外は、問わないと、おっしゃって、簡単な入塾
説明書を、いただきました。
そして石川県に戻って来ても、どうにもこうにも、青年塾が気になって仕方
がない。でも、そんな塾に入って活動できる自信も無かったので、問い合わせ
てみようと思って、電話をすると、なんといきなり上甲氏が出られました。超
緊張しながら、「農繁期には、研修に、参加出来るか自信がない」と、話すと
「年に2、3回の講座だから大丈夫だよ。一度、私の主催する志ネットワーク
全国大会に、参加してみませんか?」と、言われたので、試しに横浜で行われ
たその大会に参加してみました。
行って見てビックリ仰天。全国の素晴らしい経営者の方が、たくさん来られ
ていて、オーラ全開の団体でした。そんな中に、名も無い百姓が一人、行った
訳ですから、大変でした。そして大会の中で、行われる一人一人の、近況報告
が、経営のヒントの宝の山でした。今の林さんちが、あるのも、この志ネット
ワークの皆様のおかげです。その経営の基本は、「志の経営」です。売上げが
どうとか、コストがどうとかではなく、根幹の部分の話だったので、私にも良
く分かる話ばかりでした。
そして、夜の懇親会。と言っても、ピアノ生演奏でワインと言う、凄い演出
で、しかも緊張続きで、いい加減、酔い始めた頃に、上甲氏が、「今ここに、
今年、立ち上げる青年塾に入塾予定の方が、来ています。挨拶をしてもらいま
しょう」と、言われてビックリ、入塾するかどうかを、見に来たのに、いきな
り挨拶とは、、( ̄○ ̄;) でも、万座の拍手で、迎えられ、「いやぁ〜実は、
まだ決めていないんです、、(⌒-⌒) 」と言う訳にも、行かず「今年、入塾予
定の林浩陽です。よろしくお願いします、、m(_ _)m 」と、言ってしまいま
した。まあ、まんまと、上甲氏の作戦に、引っ掛かってしまった形でしたが、
もう、それで腹を決めたのも事実でした。
それからは、全国の志高い方を、巡っての研修を、通じて、今の林さんちの
経営思想の根幹が、形作られて行ったのでした。塾生も、1期生40名から始
まって現在は、10期700名余りを、数えるまでになりました。この10年
間、青年塾を通じ、数々の志高い方や、素晴らしい塾生との出会いが、ありま
した。しかも、事務局長として、まったくの上下関係も、損得関係もない、人
達を、まとめ上げる難しさを、痛感した10年でもあります。その分、徹底的
に、鍛えられたのも事実です。このような場合、人は、命令や、指示では、動
きません。まさしく『感動』が必要に、なるのです。感じて動いてもらえない
限りは、どうにもなりません。
きっと、林さんんちの、お客様も、損得勘定ではなく、『感動』で、買って
くれていると感じています。そのことを、学んだ青年塾であり、この10年間
でした。そして、その学びは、生涯塾生で、あることで、続いていきます。し
かし、基本は、お笑い系の志なので、どうなることやら、、\(^o^)/
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林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
平成18年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 90袋/227袋 40% 9月29日
普通じゃないコシヒカリ 415袋/779袋 53% 9月13日
普通のコシヒカリ 483袋/888袋 54% 9月10日
ハナエチゼン 89袋/243袋 37% 8月26日
ひとめぼれ 133袋/251袋 53% 9月4日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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