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     林さんちのあぐらぐち物語 2007年 神無月1号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2007年 神無月1号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 週末、不安定な天候の中、奇跡的に、超普通じゃないコシヒカリの刈り取り
終了。月曜日から、カグラモチの刈り取りを開始しました。

****************** 超コシの販売を、開始しました! *****************

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□
ひとめぼれ       ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・クサネム注意報

 ようやく超コシの販売に、こぎつけたと安心していたら、なんとお米に、ク
サネムの種の混入が見られました。クサネムというのは、葉っぱは、シダのよ
うな形ですが、マメ科の植物です。その種は、小豆のような、おたふく豆のよ
うな2〜3ミリの大きさです。このクサネム、非常に比重が、玄米に似ていて
林さんちの選別機で除けません。

 特殊な選別機があるにはあるんですが、、貧乏な林さんちでは、とても買え
る代物ではありません。そこで、袋詰めの際、眼で見て取り除いています。そ
れでも、見逃してしまう場合もあります。もし、黒っぽい小さな豆が出て来た
ら、「こんなところにいたら、ダメだよ!」と言って優しく取り除いてあげて
ください。もちろん誤って食べてもまったく問題はありません。

 ではなぜクサネムが、混じってしまったか?それは、さかのぼること5月の
超コシの田植えに原因がありました。メルマガ「超コシよ、草より速く育て!」

http://www.hayashisanchi.co.jp/mailbk/20070504.html に詳しくありますが
紙マルチを敷いて、しかも今年はスキマ紙マルチまで敷いて完璧を期したはず
が、なんと強風で肝心の紙マルチが剥がされてしまいました。その後、健気に
も、超コシは頑張って育ったのですが、さすがはクサネム。その剥がされた隙
間にしっかりと生えていました。

 さらに今年は、売り切れのないように栽培面積を、1.5倍に増やしたのに
隙間の生えた草で、肥料分を食われてしまい、しかも、いくらなんでも昨年は、
とれ過ぎということで肥料を1割減で散布したのでした。その逆相乗効果で、
予定の収量の10a500キロではなく476キロ。なんと前年比100キロ
減!やっぱり草というのは、わずかでも生えていると、肥料分を食うのですね。
勉強になりました、、(* ̄▽ ̄*)

 ただしそれでも、さすがに栽培面積を増やしただけあって、前年比3割増し
の在庫を持つことが出来ました。これで、少しは売り切れ時期を延ばすことが
出来そうです。でも、売り切れは免れないかもしれません。やはりもう少し超
コシの田んぼが、必要なのかもしれません。

 最後に、せっかくの林さんちの超コシに、クサネムの種が入ってしまい申し
訳ありませんでした。見つけた際には、「ラッキービーンズ」と思っていただ
ければ幸いです、、m(_ _)m

           ↓そんな林さんちのお米はこちら↓
         http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

3、精米は、慌てちゃダメ

 先日の週末、一週間の稲刈りを終え、自宅でようやく、くつろいでいたら、
見慣れない携帯番号の電話が鳴りました。実は、「コイン精米機のトラブルの
際には、かけて下さい」と、私の携帯番号が、精米所の中に明記してあります。
この見慣れない電話番号の受信の多くは、コイン精米機のトラブルのパターン
です。

 一番簡単なパターンは、入れたコインがうまく入らず下の返却口に、落ちて
いる場合。このパターンは、電話で済みます。次が、入れたコインが歪んでい
て中で、引っかかる場合。こうなると、鍵を持っていって中を開く必要があり
ますが、コイン投入口に引っかかった100円玉を、突っついてやると大丈夫
です。お金を入れた分、精米できないと言われた場合は、あんまり品質の良く
ないお米を投入されている場合が多いのですが、その時はすぐに追加の100
円をお上げしています。ここまでは、私でも復帰可能なパターンです。

 次、100円玉を、お米と一緒に入れてしまった。米ヌカタンクが一杯で詰
まってしまった。その他、部品が磨耗して壊れた。こうなると、専務を呼んで、
分解修理になってしまいます。そして、今回の電話は、一番、恐れていた最悪
のパターンでした。なんと、精米をする心臓部にお米が、ギッシリと詰まって
しまっていて、まったく動かないのです。こうなると、分解して硬く固まった
お米を、ドライバーで突っついて少しづつ崩して行くしかありません。

 しかし、お客様が、投入されたお米は、新米で綺麗。水分値が高いと、こう
いうこともあるので、調べると16.7%。確かに高いが、コイン精米機を詰
まらすほどのこともないはず。とすると、思い浮かんだのが、、「もしかして
このお米、いつ籾摺りされました?」と聞くと、農家の兄にもらったというの
で、電話してもらうと、案の定「今日、籾摺りした」と言う返事。

 実は、林さんちでも、同じトラブルを今まで、数回やっています。とにかく
新米の発売を急ぐあまり、籾摺り直後のお米を精米するのですが、精米機の中
で、お餅状になってしまい詰まるのです。どうも、籾摺り直後は、水分値や見
た目は、普通でもまだお米が、活性化した状態にあり、それをさらに精米とい
う圧力をかけると、お餅状になってしまうようです。しかも普通のお米ではな
く、餅米の場合は、さらに状況は酷くて修理は、さらに困難になります。一度
農協の数千万円の精米機を詰まらせてしまいメーカーを呼ぶはめに、、(×_×)

 結局、この日には修理できずに、翌々日までこの1号コイン精米機が使用で
きませんでした。2号機が、元気で良かったのですが、同じトラブルが、近所
のコイン精米機でも起きていて、2号機が渋滞状態で、帰ってしまうお客様が
続出、、(ToT) 痛いトラブルでした。林さんちでも、精米機を販売しています
が、籾摺り直後は、1日おいて、そして冷蔵庫で玄米を保存の場合は、出した
後、常温になった時点で、精米ください、、m(_ _)m

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林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

     平成18年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 288袋/290袋 99%   10月 2日
普通じゃないコシヒカリ 538袋/571袋 94%    9月15日  
普通のコシヒカリ    842袋/875袋 96%    9月15日    
ハナエチゼン      225袋/279袋 81%   8月24日
ひとめぼれ        223袋/245袋 94%   9月 8日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

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