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     林さんちのあぐらぐち物語 2009年 文月3号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2009年 文月3号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 予想どおり、暑〜い!と思うような天気かと思うと、ドッカンドッカン雨が
降っています。その度に水防出動が、かかるのではないかと怯える日々です。
そんなお天気を縫って、稲に肥料散布を行っています。肥料散布は、タイミン
グが命!今週から来週にかけてが勝負です、、o(^o^)o

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ひとめぼれ       ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・同じ穂の赤ちゃんでも

 毎年のことだが、http://www.hayashisanchi.co.jp/mailbk/20080701.html
穂肥え散布が、始まりました。過去のメルマガを読んでみても、この時期のメ
ルマガネタは、穂肥え散布か、消防のことに決まっている。他のネタは、ない
かなと色々考えるのであるが、やはり同じネタしか思い浮かばない私の脳みそ
です。そんな中、金沢エコネットという団体さんが、林さんちに来られた。環
境、地産地消、自給率といったことについて興味のある人達と聞きました。

 ところが、タイミングが悪く工場は、塗装作業中で、中には一切入れない状
態。仕方ないので、ライスセンターに、椅子とホワイトボードを搬入して説明
場所を設置しました。まずは、紙マルチ栽培のお米を見たいとのことなので、
バイクでお店の前でお迎え、そのまま、バスで紙マルチ栽培の超コシの田んぼ
へ。そこで、稲を抜いて、幼穂を見せる予定でしたが、いざ抜いてカッターで
切ってみても、わずか1mmあるかないかで、大勢の一般の人達には、理解で
きず大失敗。その時の服装は、当然のように子供達の稲作体験授業で使う、長
袖の蛍光グリーンのつなぎでしたので、暑い上に、冷や汗が、ドドッと出てし
まいました。

 気を取り直して、お店に戻り、いきなりお店に入ろうとする参加者を、ライ
スセンターに誘導して説明開始。しかし、こんな日に限って暑いのなんの。皆
さん汗だくになって話を聞いてくれました。参加者は、22名で、ほとんどが
女性でしたが、なかなか鋭い質問が多くて、タジタジ状態。1時間の説明で、
さっきの冷や汗以上に、汗をかいてしまいました。そして、こんな日に限って
ホワイトボードマーカーが切れてカスカス状態。いつもは、予備をちゃんと会
議室に置いてあるのですが、ここはライスセンター、どうにもなりません。四
苦八苦して、カスカスマーカーでの説明は、骨が折れました。でもレスポンス
の良い方々ばかりで、とても楽しかったです。

 そして説明の間中、ここぞ!とばかりにハトが侵入して来て、バタバタと羽
ばたいては、参加者の注意を逸らしてしまい、説明が中断。いつもは、棒を持
って追いかけ回しているのですが、まさか、環境や自然に関心のある人達の前
では、そんな暴挙が許されるわけはなく困りました。そんな話のついでに、ツ
バメの話をしたら意外に盛り上がってしまいました。わくワークの女子中学生
も、そうでしたが、ツバメがどうもメチャメチャ珍しいようです。はっきり言
って、納屋はツバメハウスと言っても過言ではない状態なので、驚くのでしょ
うね。

 最後に、説明を終えようとしたら、穂の赤ちゃんを見せて欲しいと要望があ
り、それならということで、ハナエチゼンの田んぼに行きました。ハナエチゼ
ンなら、10センチ以上に育っているので、もう幼穂とは呼べませんが、一般
の方々には、そっちの方が分かり易いかなと思い、カッターで切って見せまし
た。すると非常に大きな反応がありました。「初めて見た!」「感動した!」
「知らなかった!」とそれぞれが感嘆の声を上げられました。どうも、私達が
見せている幼穂では、小さ過ぎてダメだと分かりました。理解する上で、一番
グッドな大きさってあることを知りました。我々プロの目と、一般の方々の目
の違いって、常に意識して来ましたが、まだまだ甘かったですね。

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3、絆を強める練習

 地区大会である第5回白山野々市消防訓練大会で、見事、三冠を達成。現在
ポンプ車部門で、第57回石川県消防操法大会、つまり県大会に向け練習中で
す。地区大会と違うのは、実際に水を出す点です。大きな地区大会では、水を
出す会場を確保できない、出場隊が多くて時間的にできない等々の理由で、水
を出さない空操法が、行われています。実際の火災現場では、当然、水を出す
わけで空操法というのは、矛盾を感じますが、昨今の消防団員の高齢化もあっ
て水出し操法の負担は、やはりキツイと感じます。

 野々市町では、今年は、火災発生が多くすでに何度も大きな火災に出動して
います。消防車で、一度放水してしまうと、後片付けが大変。水が入った直径
7センチ長さ20mのホースは、鉄アレイのように重いのです。ねじれて曲が
ったその重いホースを、引き摺って伸ばして排水、それでも重量級になったず
ぶ濡れのホースを巻いてポンプに積みます。それが多い場合は、10本以上に
なります。

 格納庫に帰ると、濡れて汚れたホースを洗ってホース干しに吊ります。そし
て、在庫の乾いたホースを、空いたホース収納箱に詰め直します。ポンプ車は、
ポンプの中を消化栓の綺麗な水で洗います。泥水や小石を吸っている場合が、
多いのです。使用した吸水管を、伸ばして水を通しますが、吸水管も重いし、
消化栓のフタも重いので、疲れて帰って来た身には、こたえる作業です。そし
て最後に、各所に油を補給して後片付け終了です。水出し操法となると、実際
の火災出動後の後片付けと同じくらい大変な作業になります。

 それでも、県大会での水出し操法は、夢にも見た操法です。3年前に初めて
水出し操法を行った時は、予想通り多くの苦労や失敗がありました。しかし、
多くの学びがありました。実際の火災現場でも、役に立つことばかりでした。
特にポンプの構造や機能に関して、学ぶことが多く先人達が、苦労して性能を
上げて来たことがよく分かります。消防車のポンプは、最初に「真空操作」と
呼ばれる操作を行い、ポンプの中の空気を排出します。その後に、吸水管から
水を吸い上げる仕組みです。吸い上げた水は、プロペラで、送水します。この
方法だと、多少の泥水、砂利も、問題ありません。

 しかし真空になると「減圧沸騰」と呼ばれる現象が起きます。登山すると気
圧が下がり沸騰しやすくなるのと同じで、さらに気圧が下がると常温でも水が、
沸騰してしまいます。だからポンプの中に少しでも水があると、沸騰してしま
いなかなか真空になりません。だって1ccの水が沸騰して気体になると、1
000ccになります。今では、火災出動後、ポンプ内を洗ったら、バルブを
開いて、少し長めに走って揺らして中の水を完全に排出しています。これで火
災現場でも、速やかに水を吸えます。

 水出し練習では、ポンプの中の水を抜いたり、ホースの中の水を排出したり
それを巻いたり伸ばしたりと、多くの人手が必要になります。我が野々市町第
2分団は、仕事を持つ20歳代後半から50歳代の消防団員が、21名です。
その団員が、仕事を終えて時間を作って毎晩、集まって練習を行います。誰一
人ボーっとしている団員は、いません。みんなで汗をしぼって練習をして後片
付けをして格納庫で、晩飯を食べて反省会をして帰る毎日です。分団員の絆が、
どんどん強くなっていくのが、肌で感じられます。絆の強い消防団は、火災現
場でも災害現場でも、強いのは言うまでもありません。結局、あ〜だこ〜だ毎
日やっていますが、国民の生命財産を守るために強い消防団を、築きあげるた
めの練習だなと感じています。

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            平成20年度      新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 109袋/374袋 29%    9月24日
普通じゃないコシヒカリ 58袋/515袋 11%    9月12日  
普通のコシヒカリ     93袋/659袋 14%    9月12日    
ハナエチゼン      0袋/175袋  0%   8月21日
ひとめぼれ        18袋/286袋 6%   9月 8日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

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