23世紀型お笑い系百姓を目指す林さんちのメルマガ。毎週水曜日発行。

「次期コンバインの契約しました」2022年霜月1号

 林さんちの大豆が大ピンチです。11月に入っても刈れていません。原因は、昨年と同様の青立ちです。なかなか葉が落ちないのです。そこで大豆コンバインDC-1の大規模修理を敢行。これで準備万端!とにかく刈り始めたら一気に終わらせます。私は、子供達の米作り体験学習や食育授業に走り回っています。そして来年から使う次期コンバインと畦塗り機を契約しました。高額な買い物ですが将来を見据えた計画的な購入でした。

石川県の初老や還暦の皆さんへ 祝い餅の受注を開始します。
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  在庫メーター     空←―――――――満
宇宙米          ■■■■■■■■□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■■□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■■■■□
普通にミルキークィーン ■■■■■■■■■□
ハナエチゼン       ■■■■■■■□□□
ひとめぼれ       ■■■■■■■■■□

詳しい数字は、メルマガの最後

1、次期コンバインの契約しました

 先日、13年間愛用したクボタコンバインER467が海外に旅立って行きました。そしてその後継機の契約をしました。最近の農業機械は、スマート化が進むと同時にどんどん高額になって行きます。13年前と4年前に購入した金額は、ちょうど100万円づつ上がって行きました。今回もそのパターンになりました。それでも林さんちは、農業機械は、新品じゃなくて新古車や実演機を購入しています。だから購入の際には、1,2年前からクボタさんとJAにお願いしています。新車と違って思ったような仕様があるとは、限らないからです。今回も昨年から後継機の話をして探してもらっていました。するとJAさんから見積もりが出来たとの連絡を受けて商談に向かいました。

 実は、現在所有のER470が10月で生産終了で新型のDR472が販売開始です。でも新型は、高くて買えないので最終在庫のER470狙いです。ところが今所有と同型機を最初希望したのですが今回どうしても付けたかった食味収量センサーが付かないと判明。結局、4PCと言う全方向水平制御の最上位機種を探すことになりました。さらに今所有の同型機は、もうどこを探しても無いとのクボタさんのお話し。まああっても食味収量センサーが付かないならどっちにしろダメです。なぜそこまで収量センサーにこだわるかと言うと昨今の肥料高騰で来年から栽培方法を大幅に変える必要があるからです。まず肥料分を半分にしてみます。でもそうなるとデータの検証が重要になります。現在のところ食味も収量も人力でサンプルを集めての測定でとても大変です。田んぼ1枚1枚の測定なんて不可能です。そこで食味収量センサーを付けようと考えたのです。

 4年前にGPS付きの田植え機を使い始めてから格段に苗や施肥量についてのデータが集まりました。それによる経営に与える影響の大きさを痛感しました。さらに今回は、1枚づつの食味収量が分かるのは、これまでの一律管理から脱却して無駄の無い肥料や資材投入が可能になるはずです。と言うわけで最初は、今所有のコンバインに後付けしようとしたらダメでした。つまり収量を量るためにタンクを水平に保つ必要があって4PCつまり全方向水平制御が必要になるとのこと。しかし食味収量センサーは、100万円近くします!でも肥料費を年間20%削減で元が採れる計算なので4PC付きの最上位機種の購入を決断しました。そしてクボタさんは、当然ながら新型のDR472の見積もりも持って来ましたが価格を見て目まいが、、1千万円を超えていました。林さんちで1千万円を超える機械は、買ったことないので無理。もちろん丁重にお断りをして生産終了したER470の購入を決定して契約のハンコを震える手で押しました。返す手で新しい畦塗り機の契約書にもハンコを押して高額契約が終了しました。

 でもなぜに来年8月から必要なコンバインを今購入なのか?まずは、農業機械もどんな商品もそうですが農繁期に近づくにつれて価格も高くなります。閑散期に購入するのが一番安く買えます。さらに最近は、モノが手に入らないことが多くなっています。林さんちの昨年末に壊れた給湯器は、未だに届いていません。農業機械もいくつかが入手困難となっています。だからかなり前から手配しておかないとリスクが高いのです。さらに購入資金として政策金融公庫の無利子のスーパーL資金を予定しています。しかし令和4年度の無利子枠がコロナ関連に持って行かれて無くなっているのです。だから令和5年度の枠も速い者勝ち早めの準備が大切です。まあちゃんと審査が通ることが大前提ですが、、。とにかく決して安い買い物じゃないけど将来に向けて有効な投資になると信じています。

次期コンバインの契約しました・久しぶりにKL3950に乗りました・2022
https://youtu.be/zgbyPuhudwg

2、青立ち大豆で刈取出来ず

 今年も昨年同様の青立ち大豆。でも昨年の反省もあって肥料を品質の高いタイプに変更して散布量も少し増やしました。ところがその判断が裏目に出て梅雨無し戻り梅雨で成長のタイミングがズレて大豆が渦繁茂。昨年は、カメムシが大豆を食べたことによる青立ち大豆でしたが今回は、いわゆる渦繫茂による「ツルボケ」。途中で摘芯と言って葉っぱの上を刈ってやると大丈夫ですが実際は、3haもの大豆畑でのその作業は、不可能です。結局、青立ちの葉が落ちるまでと思い刈り取りを遅らせていますが11月ともなるとドンドン時雨れて来るし。よしんば収穫出来ても乾燥選別が餅加工の繁忙期に突入するので今年の大豆は、大ピンチです。まあ洪水で田畑が流された人のことを思えば大したことないと自分に言い聞かせています。

大豆コンバイン初期型DC-1スタンバイOKですが・青立ち大豆で刈れず秋起こしを全開中・2022
https://youtu.be/4TfhxQAYteQ

青立ち大豆の状況に愕然としています・白銀幼稚園で楽しい親子食育授業・2022
https://youtu.be/ycSZzUdk2CU

 大豆刈り取りが出来ないのでかねてからの懸案だった大豆コンバインDC-1の供給ベルトの交換修理をすることにしました。青立ち大豆は、葉も茎も太くてこのままでは、このベルトが切れる可能性があります。しかももう背水の陣での大豆刈取で途中で壊れたら大変。と言うのもこの供給ベルトの交換は、飛んでもなく大変なんです。たった1枚のベルト交換で全ての部品を取り出す必要があります。林さんちの大豆コンバインDC-1は、35年前に購入した初期型。整備性が超が5つ付くくらい悪い。でもこの機会に思い切って修理をしました。でも予想通りに飛んでもなく大変でした。スーパーメカニックは、整備は、嫌いじゃないけど問題は、時間。今回は、幸い?ゆっくりと取り組めたの良かった、、と言う事にしておきます。でも無事に大豆の収穫が出来ますよ~に!

DC-1ローラーベルト交換終了・津幡とくの幼稚園の楽しい食育授業・2022
https://youtu.be/JtbhaTqmivc

大豆コンバインDC-1の合体で手こずる・野々市小の楽しい牛乳パック脱穀・2022
https://youtu.be/i3vMSoYPZCs

超凸凹の籾殻&乾燥機排塵置き場を秋起こし・秋晴れなのに大豆刈れない・2022
https://youtu.be/A7MkfQ0Z_yE

令和4年産 新米発売日
宇宙米         25袋/33袋  76% 9月28日
女王さまミルキークィーン 287袋/334袋 86%   9月30日
超普通じゃないコシヒカリ 257袋/316袋 81%   9月21日
普通じゃないコシヒカリ 392袋/513袋 76%   9月14日
普通のコシヒカリ    303袋/354袋 86% 9月 4日
普通にミルキークィーン 87袋/95袋 92%   9月30日
ハナエチゼン      205袋/280袋  73%  8月19日
ひとめぼれ      237袋/275袋 86%  8月30日

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