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       林さんちのあぐらぐち物語 2004年 文月2号
         http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/  文月2号  _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 毎日、暑いですね。ここ石川県は、完全にカラ梅雨状態。気温も、30度を
超える日が多く、稲は喜んでいますが人間が少々バテ気味。このまま梅雨明け?

2.今週の林さんち・・・・ツバメの巣=経常利益100万円

 以前のメルマガで、http://www.hayashisanchi.co.jp/mailbk/20040405.html
3組のツバメが、納屋に巣を作っていると、書いたが、あれから、実は大変な
ことになっている。現在、なんと10組目が卵を抱いているのである。途中、
カラスに2つの巣がやられてしまったが、それでも、多くの雛が巣立って行っ
た。さすがに、これだけ多いと、納屋に入りきらず、外の軒下にも巣を作って
しまう状態。今年は、新しい巣も4つ増えたし、ツバメの人口?過密地帯にな
っている。
 それだけ、世の中にツバメに適した家が少なくなったと言えるのかもしれな
いが、さすがにここまで来ると、異常である。外国で、海ツバメが、家に沢山
中華料理用の巣を作るので、大儲けする話を、聞いたが、林さんちのツバメは
これと言って、お金になるわけではない。どっちかと言うと、大量の糞を、私
のバイクや車に落として行くので、結構辛いものがある。それでも、昔から、
ツバメの来る家は、栄えると言われている。ツバメが来る家は、多くの人間が
気軽に、出入りしているのと同時に、その人間達が、多少の糞攻撃にも、寛容
な気持ちを持っているということ。人が出入りしているという事は、ヘビやカ
ラスの外敵から身を守ってくれる。さらに一日中、出入り口にカギをかけない
ほど、安全であると言うこと。林さんちでは、台風が来ても、ツバメ用に、ギ
リギリ、シャッターを開けているくらいである。この条件を完璧に満たす家が
林さんちなので、ツバメ社会で人気沸騰してしまったのだと思う。
 短絡的に、自分達だけのことを考えれば、ドアを締め切ってツバメを、締め
出せばいい訳である。でも、このツバメ達、数十秒おきに虫を捕まえて雛に与
えている。私は、下手な殺虫剤よりも、彼らの方が、優秀だと考えている。そ
こで、私が編み出した、林さんち的経営指標では、ツバメの巣=経常利益10
0万円と計算している。すると現在1000万円!となる。なんの根拠もない
が、私はそう信じています!林さんちにようこそツバメ達、、、\(^o^)/

3.早く販売したいけど

 7月に入り、お米の赤ちゃん「幼穂(ようすい)」も、早生品種は、1セン
チ近くになりました。一番早いハナエチゼンで、7月17日頃には、穂が出そ
うです。ここから計算して行くと、刈取りは、8月21日と 出た。林さんち
の希望刈取り日は、8月18日なのだが、、、。でも、あんまり暑いと、夏バ
テ米になって困るので、その辺が妥当か。なぜ、そんなに急ぐかと言うと、以
前は、ハナエチゼンの種で育てていれば、収穫後すぐに、販売出来たのだが、
今では、表示法が改正されて、農協の検査が終らないと、ハナエチゼンとして
販売出来ない。したがって検査日を待ってからの販売になるので、どうしても
遅れるのである。8月のカレンダーを見ると、21、22日は土日。検査をし
てくれるか微妙。すると18日刈取り19日袋詰め、20日検査で、21日か
ら受注開始、23日販売開始が最速。もし、23日検査だと販売は24日から
になるが、そんなに早く検査してくれるかが問題。
 去年、林さんちが、余りにも早い検査日だったので、問題が生じた。普通、
松任石川管内の第1回目の米検査は、大々的にテレビカメラや新聞各社が来て
新米をアピールするのが、JAの常識だったらしい。ところが、林さんちのお
米の検査日が、その前で、まずいと言うことになり、待ったがかかってしまっ
た。地元JAは、別にいいよと言ってくれたが、やはりJAとフレンドリーな
林さんちとしては、譲歩することになった。今年は、地元JAに問い合わせた
ら、いつでも好きな日を、言ってくださいとのことだった。本当に、組合員の
ことを考えてくれる良いJAである。
 ただし、特に、お盆以降あまり暑いと、またまた夏バテ米になる可能性があ
るので要注意である。平成12年が、特にひどくて、胴割れと言って、お米が
水分不足で割れてしまったり、暑くてお米の脂肪分が酸化して、古米臭がした
りとエライ目にあった。http://www.hayashisanchi.co.jp/mailbk/200103.html
当時のメルマガに、その時の辛い気持ちが、書かれています。さあ、今年の夏
は、どんなお天気でしょうか。今から、ドキドキしています。

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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