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林さんちのあぐらぐち物語 2004年 葉月4号
http://www.hayashisanchi.co.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 葉月4号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
ハナエチゼンは無事収穫出来ました!しかし、その後、お天気が不安定で、
なかなか前に進みません。波乱の秋を予感させるスタートです。
2.今週の林さんち・・・・堂々の2等米
関係機関の協力で、なんとか23日にハナエチゼンの検査が出来、その後、
超高速で、精米、発送準備をして、なんとか宅配に間に合いました。今年の
ハナエチゼン、試食してみて、品質、食味ともに合格点の良いお米に仕上が
ったと自負しています。テレビで放送された某JAの初検査のハナエチゼン
やはり「全量1等!」の文字が踊っていました。林さんちは2番検査で、1
等にする必要もないのでほとんどが、カメムシ君で2等に、、、\(^o^)/
カメムシ君に関しては、以下のメルマガに詳しいが、林さんち的には、
http://www.hayashisanchi.co.jp/mailbk/20040801.html
まったくOK!検査人に聞くのは、まず「胴割れ」この胴割れさえなければ
かなりの品質と自負しています。
そして今年から、JA出荷に際し、水稲栽培履歴記録の提出が求められて
います。この書類を出すと30キロ袋あたり100円あまりが加算されるら
しい。そしてこの用紙を見てびっくり、数十項目に渡る資材や農薬の欄がび
っしりなのである。しかし、林さんちは、あまり書くことがないので、土作
り資材「スーパー活源」肥料「早生一発君」除草剤「ホームラン」
種籾の処理にhttp://www.hayashisanchi.co.jp/mailbk/20040303.html「エコ
ホープ」くらいでシンプルそのもの。農薬の欄を見ると、最近散布したこと
がないので、知らなかったが、沢山種類があって、新鮮な驚きがあります。
本当は、お客様がこれを見れば、商品力が一目瞭然なんだけど、一体これは
誰のため?って不思議に思いつつも、書きました。
そして次は、ひとめぼれの収穫ですが、雨で作業が遅れていて、販売開始
は、今月末になりそうです。それでも、ハナエチゼンがあるので、心強いこ
とこの上ない林さんちです、、、(⌒‐⌒)
http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/ (注文ページ)
3.都会の百姓
林さんちの稲刈りのお客様の田んぼの多くは、市街地に点在しています。住
宅地を縫うように刈って行きます。都市部の田んぼは、防災上もヒートアイラ
ンド現象の防止上も、非常に貢献していると考える林さんちでは、出来得る限
り、仕事は請けるようにしています。それでも、コンビニやレストランの裏、
高級住宅で囲まれた田んぼを刈るのは、至難の業。お客様に、一つだけ要望し
ているのは、田んぼに入るためのスロープ。まあ、機械のバリヤフリーと思っ
てもらえばいいです。普通は、農業機械をコンクリートで囲まれた道路から、
田んぼに入れる時、アルミブリッジをかけて降りるのですが、林さんちの機械
は大型なので、危険この上ないし、アルミと言っても、軟らかい田んぼにめり
込んだブリッジを引き上げるのは、困難を伴います。そこで土を盛ってスロー
プを付けてもらうと、安全に素早く作業が出来ます。
さらに、稲刈りの機械が、田んぼから田んぼに移動する際、今年のように雨
が多いと、アスファルト路面に盛大に泥を撒き散らすので、その片付けのため
に、バイト君が一名、かかりっきりになります。するとアルミブリッジの運搬
が困難になるので、どうしてもスロープは必須条件です。
さらに怖いのが、田んぼの稲に潜む落下物。空き缶、空き瓶、サッカーボー
ル、交通事故で田んぼに落ちた車が残したバンパー、ホイールカバー。工事現
場の横では、特に注意を払いますが、それでも今まで、アンカーボルト、番線
とかなりダメージの強いモノを機械に巻き込んでいます。中でも、折畳み傘は
部品が細かい上に、点数が多いので、かなり深部まで巻き込むので、除去した
と思っていても、かなり後で、故障の原因になることもしばしば。最悪だった
のは、ヘビ。なんだか機械が臭いので、変だなと思いつつ数日作業をしていた
のですが、朝の点検で機械に巻き込んだヘビを発見。もう目眩を感じながら、
機械をばらし外しました。
地面の落下物に注意しつつも、前後左右そして上空も注意しないと、物干し
竿や、電線を引っ掛けて大変なことになります。ですから視界は360度全方
位を意識しながらの作業を心がけています。
でも一番怖いのが交通事故。まず稲刈りをしていると近づいて来る、ギャラ
リー。子供が多いのですが、いつの間にか、後ろに回りこんでいてヒヤッ!と
することも、多いのです。そんな時は、人数を数えておいて一人足りないと、
よく後ろを確かめることにしています。たいがいそんな時は、後ろにいます。
でも、稲刈りをした籾を運搬していて、私の母親が事故を起こし、鎖骨を折っ
たことがあります。運搬する籾は、結構重いので、ブレーキもいつものように
は効きません。そんな色んな事に、注意に注意をして作業をしています。都会
の百姓は、そうやって鍛えられて来たのです。でも、早く市街地を突破したい
なぁ〜、、、(^◇^)ノ
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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