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林さんちのあぐらぐち物語 2006年 長月4号
http://www.hayashisanchi.co.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 長月4号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
ようやく、超コシを含め、コシヒカリ全て刈取り終了。最後のラストスパ
ートが効いて、昨年より二日遅れに収まりました。でも、今度は、ライスセ
ンターが、一杯一杯。次のカグラモチに向け、全開籾摺り中、、p(^−^)q
***** 田フェス、10月7日(土)午後3時〜8時開催決定! ****
○○超普通じゃないコシヒカリ発売開始!○○
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□
お得なコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
ハナエチゼン ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後に
2.今週の林さんち・・・・林さんちの新記録
普通のコシヒカリの収穫を終え、収量を計算するのに、電卓を叩いてみてビッ
クリ仰天!有り得ない数字が、そこには出ていました。10a当り566キロ!
林さんちのお米の収量目標は、500キロですが、普通は、450キロを中心に
その前後と言ったところです。たまに失敗して、400キロを切ることも、何度
かありました、、(T_T) ハナエチゼンでも、書きましたが、あまり収量があると
食味が落ちる傾向にあります。ハナエチゼンでは、収量の少ない田んぼの商品を
選んでWeb通販用に、回しましたが、コシヒカリに関しては、そんな技は通用
せず、全体的に収量が多かったようです。
これまた、慌てて試食をするが、味は、悪くない。農協のお米の検査器で、調
べると、一番食味に影響を与える蛋白質含有量も、6.2%総合評価74点でし
た。ちなみに昨年は、蛋白5.8%総合評価77点でした。蛋白質含有量は、低
いほど美味しいと言われています。この蛋白0.4%総合評価3点の差が、どう
影響があるかは、あとは、お客様に味わっていただき評価を受けるしかないよう
です。でも、林さんちが一番、食味低下の原因となって嫌う「胴割米」と言って
割れたお米は少ないので、安心しました。忘れもしない平成12年の猛暑のおり、
胴割れがひどく、しかも、暑さで、お米に含まれる脂肪分が酸化してしまい、新
米でありながら古米臭がするという事件がありました。あの年だけ、林さんちの
コシヒカリを値下げして売ったという苦い経験があります。
http://www.hayashisanchi.co.jp/mailbk/200103.html
今年の収量の多さの原因は、明らかにクズ米の少なさです。林さんちのお米は、
籾摺り後、1.85mmの網で林さんちで言う通称「1番米」を選別します。次は、
1.8mmの網で、選別して「2番米」「3番米」と分けます。
専務日記9月8日参照⇒http://www.hayashisanchi.co.jp/diary-hi/hiro.cgi
1番米は、もちろん林さんちのお米として検査されて販売されます。2番米は、
「中米」と呼ばれ、業務用のお米や、お菓子などの加工に使います。3番米は、
クズ米と呼ばれ飼料や加工に使います。林さんちでは、中米が、年間、100袋
以上は、出ていたのですが、ここ数年、段々と量が減って来て特に今年は一向に
貯まりません。
この中米は、一般にはほとんど売られていないのですが、味はほとんど変わら
ないのに、価格が3〜5割安いので、近所の方に評判で、すぐに売切れてしまう
林さんちの影の人気商品です。今年も、この中米を求めに、ライスセンターを訪
ねて来られるお客様も、多いのですが、まったくと言って無いので、ほとんどの
方が、手ぶらで帰られます。つまり、今までは中米、クズ米と言ったお米になっ
ていたものが、全て立派に稔って、この収量になったようです。つまり、一部の
お米が栄養過多で太ってお米になったのではなく、チーム力の勝利のようです。
原因は、天候が大きな要素であることは、間違いありません。春先の低温で、
米の着粒数は決して多くなかったはずですが、その少ない粒の一粒一粒が、綺麗
に稔った結果の多収なので、予想では味にはそんなに影響はないと言う私の判断
です。しかも粒ぞろいが良いので、逆に良くなると、物事は、良い方向に考えて
います。さらに、以前は、肥料や水を吸収しようにも夏バテで、稲の根が弱って
しまっていましたが、長年の土作りが実って、それが解消されつつあるのも原因
と考えています。おかげで、今年の平成17年度産「普通のコシヒカリ」が、早
々と売り切れてお客様に迷惑をかけたことを思うと、18年産は、安心して販売
が出来そうです。と言うか、頑張らないと、売れ残りそうな勢いです。
なんとか同じ品質のお米を作ろうと、頑張っていますが、なかなかお天道様は、
それを許してくれないようです。でも、だからこそ、林さんちの方向性は、ぶれ
てはいけないと考えています。今年も、間違いなく「23世紀型お笑い系のお米」
ですので、あとは、お客様が食べられての評価を待つのみです。ちょっと、ドキ
ドキの秋になりそうです。
↓そんな林さんちのお米はこちら↓
http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
3、「ちょっと環境に優しい」林さんちの田んぼのフェスティバル
田んぼのフェスティバルの準備も、着々と進み、あとは本番を迎えるのみと
言う状況になりました。林さんちのイベントの特徴は、お笑い系の他にやはり
ちょっと環境に優しいことです。その一環として以前から、ビールはサーバー
で、ジョッキは、ホンモノのカラスジョッキで、飲むと言うのが定番です。食
器類も、林さんちのロゴ入りの山中漆器製のコップ、皿、お椀を、40セット
製作して所有しています。これを各種イベントで、使って来ました。
昨年からは、NPO法人スペースふうhttp://www.spacefuu.net/さんのリユ
ース食器を利用して、さらに完璧に、リユースを進めました。前回のメルマガ
にも書きましたが、よくイベントで使われる使い捨ての発泡容器や紙皿は、便
利ですが、環境がどうとかこうとかでなく、美的に、どうにもこうにも好きに
なれない。あれが、祭り会場で、道端に打ち捨てられた状況を見ると、殺伐と
した気分になります。しかも、軽いので、風の強い日など最悪。中身を載せた
まま、飛び回る様は、想像しただけで、嫌になります。
そこで、食器が、なんとかならないものかと、考えていたおり、今から8年
ほど前に、私の志の塾である「青年塾」http://www.kokorozashi.netの卒塾式
で、130人に、お祝いの食事を用意することになりました。しかも会場は、
株式会社イエローハットの富士営業所。厨房も簡単なものしかありませんし、
食器などそんなに沢山あるわけありません。ケータリングサービスの会社もあ
りましたが、それは冠婚葬祭が主で、予算が合いません。しかし食事は、なん
とか富士市に偶然、弁当業を営む塾生が、おられて解決したのですが、問題が
発生、食器が無いのです。でも、どうしても、発泡スチロールのお椀や、紙皿
は使いたくなかったのです。
色々と探すが、なかなか適当なモノが、当時はなく、ふっと思い出したが、
石川県の山中町で、行われたトイレ掃除の会で、使われていた大量の山中漆器
の皿。その時の主催者の方は、青年塾の立ち上げにも深く関係のあった方でし
たので、すぐに問い合わせると、なんとかなるとのお話。どれだけの数と種類
と問われたので、概ね130人分のコップ、皿、お椀ですと答えました。私は
山中漆器の売れ残りの食器や、商工会議所で持っている食器で、なんとかまか
なえれば、良しと考えていました。
ところが、なんと当日、届いた食器は150セット、全てに「志」のロゴー
ク入りの特別製の物でした!ビックリ仰天して、その方に聞くと、食器はある
ことはあったが、バラバラ。せっかくのメデタイ席で、これでは情けない。だ
ったら、今後のこともあるので、ちゃんとしたものを作った。と言うのである。
もちろん、その食器セットは贈答である。もう感動しまくったのは、言うまで
もない。これで、青年塾での食器の問題は、あれから何年も経つが、全て解決
したのはいうまでもない。
聞けば、山中漆器と言えども、中はプラスチック製。大体1個300円前後
とのこと。発泡スチロール製や紙製の皿やお椀も、良い物は、1個25円〜3
0円。最近の原油高騰で、もっと高い場合もある。もちろん安い物もあるが、
フニャフニャで、ハッキリ言って使えない。だったら10回使えば元が取れる
ではないか。そこで、林さんちでも、40セット製作することにしたのです。
その後の林さんちや、PTA、社外のイベントで大活躍。もう完全に、元は取
れています。ちなみに、ホンモノの山中漆器のアウトドア用お椀セットを持っ
ていますが、これは1万2千円!です。
お笑い系ですが、この「ちょっと環境に優しい」林さんちの田んぼのフェス
ティバルを、どうぞ見に来て下さい。
↓そんな林さんちのお米はこちら↓
http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
先週→今週 平成18年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 袋/???袋 0% 9月29日
普通じゃないコシヒカリ 709袋/779袋 91% 9月13日
お得なコシヒカリ 853袋/888袋 96% 9月10日
ハナエチゼン 111袋/153袋 72% 8月26日
ひとめぼれ 118袋/146袋 82% 9月4日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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