林さんちの一番打者ハナエチゼン

盆明け真っ先刈りとり、林さんちのスピードスター。
コシヒカリの孫にあたり、しゃっきり固めに炊きあがり、丼ものやおかずにぴったりあうお米です。

おかずに合うご飯

ハナエチゼンの特徴は、炊きあがりが固めで、粘りも少な目、粒のばらけがよくあっさりとした味です。
林さんちでは1番早く、食べられる新米なので、真っ白でつややかな炊きあがり、残暑でも食がすすむあっさりとしたうまみに毎年感動してしまいます。

またこのあっさり感と、おかずとの相性が抜群です。
例えば焼肉で、タレにつけたお肉をごはんと一緒に掻き込むのにべっちゃりしたお米は違いますよね?タレと肉汁がさらりと絡んでほぐれ、肉と一体になって味わえます。

他にも
・カレーライス
・焼き飯
・餃子
・丼ぶりもの
・寿司の酢飯
・おにぎり
など子どもはもちろん大人も大好きなメニューにぴったり!

気をつけたいのは、長時間の保温にはあまりむかないこと。ジャーの保温機能で長くおくと味の落ちが早いです。しかし、炊きたての美味しさはピカイチ!他のお米でもいえることですが食べる分だけ炊飯や、残ったごはんは早めに冷凍すると良いでしょう。

林さんちの一番打者なワケ

そのものずばり、林さんちのお米で一番最初に収穫するお米だからです。
8月のお盆すぎ、周りの田んぼはまだ青々としている中、ハナエチゼンは稲刈りを始めます。
自社で生産から発送までやっているので、いち早く新米をお届けできます。

石川県内トップで稲刈りを開始することも多く、時事ネタとして毎年テレビ局や新聞社のカメラマンが撮影していきます。
全国放送の天気予報の背景に使われるなんてことも笑。
あなたの買われるハナエチゼンも映されたかもしれません。

林さんちとハナエチゼンとの出会い

ハナエチゼンは、コシヒカリの孫にあたります。
福井県で育成されたので、ハナ+越前かと思っていたら、実は、 華(花)を、越(コシヒカリ)より前に咲かすので華越前=ハナエチゼンと呼ぶそうです。
コシヒカリの孫なのでおいしいのは納得です。

福井県のお米なので始めは種の入手に苦労しました。
昔の早生品種は、倒れるしマズいし大変でした。そこへ救世主ハナエチゼンが登場!おいしい!いっぱいとれる!倒れない。
素直に育つハナエチゼンは、本当に手のかからないよいお米です。

しかし、それが不幸を招きましたハナエチゼンは、肥料をたくさん与えても倒れないし素直に育つことをいいことに、多くの農家が限界に近い多収穫を目指しました。
その結果は、せっかくの美味しいハナエチゼンに肥料を与えすぎで不味くしてしまい市場の評価を下げてしまったのです。

林さんちのハナエチゼンは、それでも肥料を控えめに農薬も控えてやさしく育てました。
そのおかげでお米屋さんの評価が上がり、さらにお客様にもよく売れるようになりました。
ハナエチゼンは、おいしくないので売れないよね?という世間の評判をくつがえしてやった林さんちのハナエチゼンをどうぞご賞味ください。

タイトルとURLをコピーしました