林さんちの宇宙米

玄米食用!太陽と空気と水そして大地。あるがままの自然の力で育った宇宙米

玄米にあって、白米にないもの

よく玄米を食べると身体にいいといわれていますよね。実は白米に比べて倍以上の栄養価があります。しかし、どんな玄米でもいいというわけではないです。玄米にあって、白米にないもの、それは胚芽、米ぬか層です。

白米にするうえで、削られてしまう胚芽、米ぬか層ですが、ここに多くの栄養が集まっているので削らない玄米食は良いとされています。しかし、栄養も集まるけれど、そこには稲が育つ環境の不純物も集まります。それは、余分な肥料だったり、農薬の成分といったものです。なので、玄米食のためのお米は、そういったものを使わず育てたお米がいいですよね。

宇宙米は、自然栽培米です。自然栽培とは除草剤や肥料を使わず、太陽と空気と水そして大地のあるがままの自然の力で育つ栽培方法です。そうして育った宇宙米は米ぬか層が薄いです。考えてみてください、玄米食のときのお米の硬さは、米ぬか層の硬さです。その米ぬか層が薄いので、玄米で食べても普通のコシヒカリ等に比べて柔らか目で食べやすいと評判です。

玄米食をされている方、1度食べて普段のお米と比べてみてください。自然が育てたお米の味がしますよ。
普段、白米で食べている方も、宇宙米を食べてみてください。玄米のイメージが変わるかもしれませんよ?

自然が育てるのをお手伝い

宇宙米は、苗を作るところから違います。冬のまだ雪の残る中、籾殻と米ぬかと水を混ぜると発酵して「ボカシ」が出来上がります。これは通常、肥料などで苗の初めの成長を助けてあげるのですが、その肥料の代わりをしてくれます。もともとお米から出たものがまたお米の成長を手伝ってくれるのは不思議ですね。

稲に良かれと思ってやっていることは草にも良いこと。宇宙米を作るようになってわかったことです。稲は、数千年の歴史のうちほとんどが、無肥料・無農薬で作られて来たことを考えると人間が思うほど弱くない。そこで荒く田んぼ起こし、草にとっては条件不利な田んぼに苗をさらに太く丈夫に育てて植えてやると稲が勝つという仕組みです。

除草もいろいろ試行錯誤をして、今は竹ぼうき除草をしています。これは田植えをした三日後には竹ぼうきを引いて除草をします。植えてからそんなにすぐしたら全部抜けて何も残らないんじゃないの?と最初は心配して恐る恐るやっていましたが、しっかり育てた稲は流されず残って育ちます。宇宙米はいわば竹ぼうき除草に負けなかった強いお米なのです。

それでも取りきれなかった草は、やっぱり最後は人の手で。とても時間はかかりますが、一番確実な除草手段です。林さんちでは除草剤っぽくテデトールと呼んで林さんち総出でわいわいやっています。
手間がかかる分、宇宙米にかける思い入れもたっぷりです。

こうして育った宇宙米。何かをさらに稲にあげることはありません。文字通り太陽と金沢平野を吹き抜ける風と白山からの雪解け水、そして手取川扇状地の水はけの良い大地のあるがままの自然の力で育だちます。林さんちがすることは、その些細なお手伝いなのです。

林さんちの宇宙米にのせた想い

林さんちは、23世紀型お笑い系百姓を目指しています。23世紀を考えるそんな中にこの自然栽培という栽培方法に出会いました。当初は、「農薬も肥料もやらない栽培」と思っていたが「自然栽培は、農薬も肥料もやらない農法ではなく、『自然』と『栽培』つまり自然と人間との究極の関係性の中にある栽培方法である」と教えられました。

林さんちが考える23世紀型お笑い系百姓も同様に自然と人間の究極の関係にあるのかもしれないなと考え始めました。
そんなことを考えていたらふと思い浮かぶ歌が、、、そう、林さんちの「いのちのじゅもん」です。
20年を超える子供達との米作り体験学習から生まれた歌です。

林さんちの想いは、全てここにあるのでは?と気づきました。無農薬だから身体に良い、自然栽培が環境に良いと言った人間側からの考えではなくて「虫さんも鳥さんもみんなも傷つけない」そんな優しい気持ちがこの歌には、込められています。灯台下暗し、、答えは、足元にあったのです。

「命を繋ぐための『食』の伝道師」として子供達に「食と命の大切さ」を伝えて来ましたが知らず知らずのうちに子供達から教えられていたんですね。そんな、未来を思う林さんちの想いの形、それが
鳥さんも虫さんもみんなもハッピー!!な、お米「林さんちの宇宙米」なのです!

未来に想いをはせて、林さんちの宇宙米で宇宙の味をお楽しみください。

自然栽培で収量が少ないお米です。

年々面積を増やしていますが、それでも在庫に限りがあります。お早目のご注文お待ちしております。
林さんちの宇宙米でハッピーな食卓を!

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