紙マルチ田植えを終わらせて次の自然栽培「林さんちの宇宙米」の田植えも無事終了。カグラモチの田植えも終了して無事に前半田植えを完了。田んぼに自動給水装置のアクアポートの設置やアイガモロボットの放鳥とスマート農業機器も稼働開始。後半田植えに向けて代掻き全開です。子供達の米作り体験学習の春作業も進行中です、、(o^-^o)
1、アイガモロボットを自然栽培「林さんちの宇宙米」に放鳥
5月19日に自然栽培「林さんちの宇宙米」の田植えをしました。今年も無肥料で育てた苗は、超短い。あまりにも短いので昨年、4段階ある浅植え設定の「4浅」では、超乾田地帯で元々田んぼが浅いので機械的能力の範囲を超えてしまいなんと植付部が空中に浮いて苗を田んぼに置いて行くだけになる。最初は、田植え機が壊れたのかとビックリしたが「3浅」でならなんとか植えることが分かって今年は、最初から3浅設定。植付間隔も一昨年まで1坪45株=24cm間隔と広くしていたが苗が短くて弱いので上手く活着せず欠株が多い。そこで昨年から通常の1坪50株=21cmで植えてしかも1箱当たり80gと播種量も少ないので苗取りをMAXの5多で植えていました。こうやって苦労していますが「苗半作」と呼ばれるほど苗の良し悪しが全てに影響すると感じます。きっと私の苗の育て方が根本的に間違っているのかも?来年は、プール育苗を試そうと考えています。
今年は、そう言った昨年データがあったのでスタートからスムーズに田植え開始。でもさすがに苗取り量5多は、苗が足りないと困るのでまず3多でスタート。昨年は、楽とーるという除草機をレンタルして入れたがまったく効果が無かったので今年は、昨年大活躍した「のるたんJJ1」を投入します。でものるたんは、6条用、田植え機は、5条なので行間がズレると苗を潰すので慎重に真っすぐ揃えて植えて行きます。ところが1往復した時点で苗の消費量が凄かった。結局少しつづ減らして1多でなんとギリギリ植え切った。苗取り量は、一発勝負なので難しい。田植えが終わったらさっそくアイガモロボットを放鳥、水位を一定に保つためにアクアポートを稼働しました。昨年は、田んぼの高低差が大きくてアイガモロボットがスタックしまくった。そこで今年は、代掻きで頑張って高低差を直したがそれでもなかなかアイガモロボットがわずかな凸凹で上手く泳いでくれない。
自然栽培「林さんちの宇宙米」田植え完了も苗足りずヒヤヒヤ・パラダイスエリア田植えに突入・2025
アイガモロボットが相変わらずわずかな凸凹でスタックしまくっているので息子に頼んでガツンと水位を上げてもらいました。これでようやく気持ちよく泳げるようになりました。でもアイガモロボットでの除草とは、スクリューで草を抜いているわけでなく巻き上げた泥で水を濁らせて抑草することです。だからあまり気持ちよく泳いでも泥を巻き上げなければ「ただの可愛いペット」になってしまいます。実は、このスタックしやすい問題点を改善した新型アイガモロボットが昨年モニター募集していました。林さんちもさっそく応募したのに「初期型をご購入された方のみがモニター出来ます」と断られた。でもその新型は、価格も半分の25万円で性能は、数倍という優れもので各地の自然栽培米の農家から絶賛の声を聞きます。だから意地でも初期型アイガモロボットで結果を今年出して見返したいと燃えています。そんな宇宙米の田植えを終了してカグラモチのパラダイス田植えも終えて前半戦無事完了です。
パラダイスエリアの変形狭小三角田地帯を突破・アイガモロボットを始動も相変わらずのスタック・2025
パラダイスエリアだが変形田のレベルがハンパない・でも前半田植えが無事に完了しました・2025
2、後半田植えに向けて代掻き全開
今年は、猛暑対策で田植えの順番とタイミングを大幅に変えました。まずは、猛暑で一番被害の大きかったカグラモチの田植えを早めて成熟期に高温の影響を受けないようにしました。そして昨年は、一番猛暑でお米が割れやすいミルキークイーンを救うために稲刈りが遅れたコシヒカリが全部胴割れしてしまったので半分ををカグラモチと入れ替えて最後に植えて登熟期をずらしました。これでミルキークイーンを刈ってからでも稲刈りが間に合うはずです。さらに猛暑に強い新品種「にじのきらめき」を植えます。しかも後半の田植え全体を1週間遅らせたので前半田植えが終わると1週間田植えがお休みになります。その間に後半田植えに向けて代掻き全開です。意外にもこの1週間の田植え中休みは、メッチャ助かりました。これまでは、1カ月半休み無しで田植えをしていて疲労困憊でしたが7割の前半戦が終わった時点で休養出来ます。しかもその間に子供達の米作り体験学習の田植えやその準備が出来ます。さらに田植え機のメンテナンスもじっくり出来るというメリットだらけ。息子が考えた作戦だがなかなかのグッドアイデア。あとは、豊作であれば完璧です、、(o^-‘)b
後半田植えに向けて2台体制で代掻き開始・アクアポート&アイガモロボットで自然栽培米に挑戦・2025
田植え機の爪交換したが意外に摩耗していなくて驚いた・野々市小のミニミニ田んぼの荒起こし・2025
北菱電興 アクアポート https://www.hokuryodenko.co.jp/2024/03/5620/
大雨予報で危険な用水の堰板を外しました・白銀幼稚園の田植えが雨の前に出来たけど寒かった・2025

株式会社 林農産
昭和63年4月1日設立
〒921-8833 石川県野々市市藤平160番地
米、大豆の生産、農作業請負、餅加工販売、味噌加工販売を行っています
23世紀型お笑い系百姓をかかげ未来の子供たちのために楽しく農業をしています