田植えが無事に完了しました。46ha600枚を植え切りました。途中でミス日本酒の最終選考者へのお米の授業をしました。一生に一度の経験で緊張しました。富陽小の怒涛の田植えも好天に恵まれて盛大に出来ました。そしてここから草と戦いの火蓋が切られました。
1、令和7年田植えが無事に?完了
6月4日で46ha600枚の令和7年田植えが完了しました。例年なら6月にずれ込むことは、珍しいのですが今年は、猛暑対策で大幅に作付け計画を変更したので途中1週間の田植え休みで予定通りです。昨年は、老朽化で壊れまくった田植え機ですが今年は、新品に更新したので機械的なトラブルもほぼなく順調でした。ただGW後のバイトさんが手配出来ず困り果ててしまいました。これまでは、なんとか知り合いを辿ってお願いして来たのですがそれも限界に達しました。そこで思い切ってスキマバイト・タイミーさんに求人を出してみました。実は、こんなこともあろうかと昨年夏に石川県農業法人協会の交流会で紹介してもらったタイミーの営業さんに登録をしてもらっていました。当初は、餅加工で求人予定でしたが冬は、なんとかなったので今回が初めて。もう最初は、ドキドキで田植えバイトしかもかなり直前の求人で大丈夫か?と不安MAX。
しかしなんと最初の10日間の求人をした途端に全部埋まりました。そしてどんな方が来るのか不安でしたがいろんなスキマバイトをされている方ばかりなので対応力が高く。下手な学生バイトさんより遥かに優秀でメッチャ助かりました。ワーカーさんに田植えバイト人気の理由を聞くと皆さん農業に興味津々で一度は、やってみたかったとおっしゃいます。さらに1日8時間のフルバイトは、珍しいのも人気の要因でした。そして特に女性の人気が高く半分以上が女性のワーカーさんでした。その後も田植えで人員不足の時は、タイミーさんで求人して音速でバイトさんを確保しました。これまでの人員確保での悩みが解消して安心感がハンパなく経営者の精神衛生上もとても良かった。そんな今年の田植えでしたが後は、この猛暑対策が効果を発揮して収量品質ともに向上することを祈っています。
令和7年田植えが無事に?完了しました・苗取りでまた失敗してまさかの苗不足になったけどリカバリー・2025
https://youtu.be/DVUrUICG9KQ
2、緊張した大勢の美人に囲まれてのお米の授業
田植えの終盤戦の6月1日に一般社団法人・MissSAKEの2025ミス日本酒の最終選考ナデシコプログラムの一環で林さんちにお米の授業で大勢の最終選考者が来られました。当初は、そんな人達に研修は、無理と固辞したのですがよく聞くと日本酒もお米の状況と同じく厳しい。そんな状況を変えようと頑張っている彼女達に私の授業は、何か役に立つかもと思い直して受諾しました。ただし30人の参加者なので工場では、無理で会場がホコリっぽいライスセンター。過去のナデシコプログラムを観ると皆さんゴージャスなドレス。頼むからジャージで来てねと冗談半分本気半分でお願いしたけどやはり皆さんとても綺麗な服で中には、着物姿も、、(◎_◎)
まあ仕方ないと腹をくくってお米の授業を始めればあとは、林さんちワールドに引き込んで楽しくしかも多くを学んで頂きました。しかしこんな大勢の美人に囲まれてのお米の授業は、一生に一度の思い出になりました、、(⌒‐⌒)
2025Miss SAKEナデシコプログラムでお米の授業・こんな大勢の美人に囲まれる経験無いので緊張しまくり・2025
https://youtu.be/jy5g3Cuau_A
後半コシヒカリ田植えの準パラダイスエリアに突入・ドローンと田植え機が衝突してあわや墜落に!・2025
https://youtu.be/8Ktc7EkoB70
後半コシヒカリ田植え雨天決行だが部品脱落・苗が余りそうで苗取り増やしたらやり過ぎた・2025
https://youtu.be/Z1XhNOKM2P8
私も最近知ったのですがいくつかの県では、お米を玄米でなく籾で保管してそれを一気に精米して白米にして食べているとのこと。と言うのは、時々お店に「実家から送られた籾を精米したい。コイン精米機使えますか?」という問い合わせがあります。え!玄米じゃないの?と最初は、不思議でしたがYoutubeファンからのコメントで長野県、山梨県そしていくつかの県では、籾から精米の食文化があるそうです。でも石川県では、籾から精米の精米機がありません。そして林さんちでは、自然栽培「林さんちの宇宙米」の種籾を選別した後の籾が残ります。これも食べないともったいないので精米したいけどわずか30キロ程度の籾を林さんちの籾摺りプラントに入れるのは、シーズンオフで無理。そこで石川農林総合事務所の坪刈り調査用の籾摺り機を借りて玄米にしてからコイン精米していました。でもその動画を観たファンからインペラ籾摺り機という小型の籾摺り機を貸してくれるようになりました。ファンの方も籾保管で時々籾摺りして食べているとのこと。おかげで林さんちも貴重なお米しかも自然栽培米をゲットです!
インペラ籾摺り機で宇宙米を籾摺り・今年度の野々市市食育事業ではくさん保育園にて食育授業・2025
https://youtu.be/xwSthku5-_4
6月6日に富陽小の怒涛の田植えを好天に恵まれ行いました。今年は、児童数が減ったと言っても4クラス140名は、石川県ナンバー2のマンモス小学校です。ちなみに石川県ナンバー1は、野々市小学校です。この大人数で田植えするには、事前の学習と準備が必要です。そこで事前にオリエンテーションをして指導さらに田植え直前にも復習して臨みます。今回も準備万端で臨んだはずが初っ端から田んぼへの進入フォーメーションが間違っていて細い畦でみんな立往生。もう1回リセットして入り直して田んぼ2枚に140名がズラリと並んで田植え開始。最初の1歩が踏み出せず躊躇するのは、毎年のこと。でも一度入ってしまえばあとは、どんどん植えて行きます。でも今年で29年目の富陽小田植えで成し遂げれないことが一つ。どうしても3~4列で植えてねという私の話を聞いてなくて1列植えで突っ走る子がいます。昨年も相当頑張って説明したけど2名ほどいました。今年こそと臨みましたがやはり2名いて植え残し多数です。でも今年は、保護者やボランティアさんが40名も参加でその穴を見事にフォローして頂けました。さああと子供達の田植えで残るは、野々市小の5クラス150人超です、、o(^o^)o
富陽小の4クラス140名の怒涛の田植え・フォーメーションミスもあったが無事に完了・2025
https://youtu.be/GEd3k8eTPPI
ここ数年、藤平町内会の役員で地域の火祭り「虫送り」の準備に関わって来ました。でも20歳台の頃は、青年団で虫送り実行委員長を何度もやった私なのでまったく問題無し。ただやり過ぎて虫送り保存会の方に加入を勧誘されて入会するはめに。その準備の第一弾で大松明で燃やす麦ワラ集めに行きました。林さんちも40年前は、麦栽培していたので青年団で私が刈った麦ワラを集めていました。ところが今回、保存会で取りに行った麦ワラは、30a以上の大きな麦畑一面に落とされた麦ワラ!ちょっとこれは、多過ぎない?という予感的中で当初トラック1車分で1時間ほどの作業と思いきや3時間超でトラック3車の大仕事になりました。でもそれを保存会の皆さんは、黙々とされていました。40年ぶりの虫送りの麦ワラ集めでしたがこういう方々が地域の祭りを支えて来られたんだと頭の下がる思いでした。これからも微力ながら私も協力して行きたいと思います。
虫送り祭り保存会で麦ワラ集めしたが想像以上にキツかった・チョミゾウが北極キツネのようにネズミ狩り・2025
https://youtu.be/R9690PQaMZ0

株式会社 林農産
昭和63年4月1日設立
〒921-8833 石川県野々市市藤平160番地
米、大豆の生産、農作業請負、餅加工販売、味噌加工販売を行っています
23世紀型お笑い系百姓をかかげ未来の子供たちのために楽しく農業をしています