いよいよ田植えが始まりました。今年は、新品田植え機で問題なく植えれてます。ただし順調過ぎて1日で植える田植え面積が多くて身体が付いて行ってません。子供達の米作り体験学習も藤蔭幼稚園の苗見学からスタートしました。これから続々と子供達がやって来ます。
1、田植えが新品田植え機で順調スタート
4月24日に今年購入した昨年までのクボタNW5と同型機ながら新品田植え機のテスト田植えをしました。実は、昨年は、時間がなくてテスト田植え無しでいきなり本番田植えに臨んだらいきなりのトラブルで田植え停止。昨年の田植え機は、禁断の500時間オーバーで本来なら更新時期でした。と言うのも今では、考えられない米価の下落と資材費高騰で経営状態が思わしくなくて更新を見送ったのです。でも分かっていましたが昨年は、ありとあらゆるところが壊れてしまいその度に田植えを中止していました。そこで今年は、新品と言えども初期トラブルや設定ミスがあるといけないのでテスト田植えをしました。まあこんなに用心した時には、トラブルも起きないのですが順調そのもので植えることが出来ました。特に昨年から導入した密播苗での田植え使用苗箱数を30~40%減らす田植えの設定は、昨年データがあるので楽でした。昨年は、前半は、試行錯誤を繰り返して大変でした。
テスト田植えさすが新品田植え機で絶好調・お隣りさんと代掻き4台体制です・2025
https://youtu.be/k7UmrjumyR8
そして迎えた本番田植えですがテスト田植えで備えたので順調そのものです。しかも新品と言っても5年間愛用したNW5同型機なのですでに身体に馴染んでいます。まず昔と圧倒的に違うのは、GPS付きということ。良く知られる直進オート機能は、NW5には、装備されてないのですがどっちにしろ田んぼが小さくて直進オートも宝の持ち腐れ。じゃあなぜGPS付きなのかというと田植え間隔と施肥量を正確に出来ます。最初は、この機能もオマケ程度に考えていたのですが実は、これが凄かった。田植え機は、田んぼの泥の状態でタイヤを常に平均10%スリップさせています。そのスリップ率が田んぼの状態で大きく変動します。するとスリップ率が多いと田植え間隔=狭く、施肥量=多くなります。スリップ率が少ないとその逆になります。だから苗と肥料の使用数が毎年計画通りに行かないので過不足が生じます。足りないと困るので予備苗を大量に播種しなきゃいけないし肥料は、急に足りなくなって慌てて注文したりとバタバタでした。でもGPS付きになってから無駄な苗は、作らないし肥料に至っては、昨年の余りは、1~3袋とほぼ完璧。それらの機能を使いこなして順調に今年も植えて行きます。おかげで初日から早生の田植え面積の新記録を達成しました、、\(^o^)/
ハナエチゼン田植え本格始動です・早生の最高田植え面積を記録しました・2025
https://youtu.be/y83E77G7dSw
パズルのような田んぼをなんとかハイペースで植えました・髪マルチ栽培田に有機肥料散布・2025
https://youtu.be/aLITuqdL1dk
2、山ん中たまご鍋パーティー
4月19日土曜日の夜に林さんちのコイン精米機の石抜き米や発芽種籾の余りをエサで使ってもらっている「山ん中たまご」さんからの招待で鍋パーティーに行って来ました。その誘い文句が「花山椒が咲いたらお呼びします。4月15日がワカメの解禁日なのでそれ以降になります」というなんとも自然派。幸いに花山椒が週末に咲いてくれて土曜日の夜のなりました。会場は、加賀市黒崎という福井県境に近い場所なので1時間かけて妻と行きました。行ってみると鶏のガラで取った出汁に鶏肉鍋でしたが他の具材が春の菜花で満載。「山ん中たまご」の堂下くんは、夏は、黒崎海岸で浜茶屋「入りの屋」を経営していますが食材は、目の前の海から岩カキ、ウニ、アワビを採取するまさしく採集生活をしています。今回は、採れたてのワカメを鍋でシャブシャブして食べました。そこからも堂下くんの友人知人が持ち寄った山の幸がテンコ盛り。最後は、林さんちのお米で育てて黄身が白くなった卵で雑炊。さらにその上に薄紫色の「カキドオシ」の花を散らしました。なんだこれは?と聞いたが自然派の答えは、要領を得なかったがググるとシソ科の野花で野生のハーブでした。最後の最後まで春のエネルギーを存分に味わいました。田植えに向けて充電出来ました。ありがとうございます、、(o^-^o)
山ん中たまご鍋パーティーで春のエネルギーをたくさんもらった・田植え機を林さんち仕様に改装・2025
https://youtu.be/TZxReW0n8pE
ハナエチゼンエリアを代掻き2台体制全開・藤蔭幼稚園の苗見学で米作り体験学習スタート・2025
https://youtu.be/jo_RF09lkcw
久しぶりのウイングハロー代掻きでミス連発・密播苗キットの取り付けで田植え準備完了・2025
https://youtu.be/Y4XXSslW2KY

株式会社 林農産
昭和63年4月1日設立
〒921-8833 石川県野々市市藤平160番地
米、大豆の生産、農作業請負、餅加工販売、味噌加工販売を行っています
23世紀型お笑い系百姓をかかげ未来の子供たちのために楽しく農業をしています